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一難去ってまた一難
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  • 1
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 1,031 24h.ポイント : 71
    【本編完結しました。今後は本編で書けなかったエピソードとその後のお話を不定期で更新する予定です】

     この世界には、3人の魔王がいる。

     ドSでマザコンの金の魔王と、ツンデレで変態の銀の魔王、そして、童貞でヤンデレの黒の魔王。

     彼らの本性を人間たちは知らない。

     この世界の人間にとって魔王は恐怖の象徴だから。

     私だって、彼らの本性なんて知りたくもなかった。

     一難去ってまた一難。二度あることは三度ある。

     「ギョーギョッギョッギョッギョッッ! それなら貴方様の体液で、マーキングして差し上げればよろしい。さすれば下等な魔物は寄ってこない。さあ、この娘の穴に貴方様のモノをぶっ挿しておあげなさい」

     何? 何? この状況? もしかして、貞操の危機!?

     なぜか魔族の子どもに気に入られ、黒の魔王(童貞)の運命の女性探しを手伝うことに。

     魔王の相手に選ばれてしまうなんて、その女性は災難ですね……。

     ふむふむ、言い伝えによると運命の女性は、3000年に一度たったひとりだけ異世界から転生してくるらしい。

     たったひとりだけ異世界から転生……

     ……それ、私やないかー!!

     ごまかしたいのにすぐバレた。

     運命の相手を捕まえておきたいヤンデレ黒の魔王と、翻弄される転生聖女のちょっぴり(?)淫らで甘々なラブコメディ。

     魔王は3人とも優しいイケメンです。ドSと変態とヤンデレだけど。

     ざまぁは金の魔王と銀の魔王が何やらニヤリとしているよ。

     複数での絡みはありません、魔王なのに一途な王子様系愛の物語。

     大人の女性向けの王道ラブストーリーとなっております。

     予告なしで時々性描写強め。ご都合主義です。設定もゆるふわ、どうかご容赦ください。
    文字数 123,864 最終更新日 2022.3.1 登録日 2020.12.1
  • 2
    長編 完結 R18
    お気に入り : 63 24h.ポイント : 21
     シエルは20歳。父ルドルフはセルベーラ国の国王の弟だ。17歳の時に婚約するが誤解を受けて婚約破棄された。以来結婚になど目もくれず父の仕事を手伝って来た。
    ところが2か月前国王が急死してしまう。国王の息子はまだ12歳でシエルの父が急きょ国王の代理をすることになる。ここ数年天候不順が続いてセルベーラ国の食糧事情は危うかった。
    そこで隣国のオーランド国から作物を輸入する取り決めをする。だが、オーランド国の皇帝は無類の女好きで王族の女性を一人側妃に迎えたいと申し出た。
    国王にも王女は3人ほどいたのだが、こちらもまだ一番上が14歳。とても側妃になど行かせられないとシエルに白羽の矢が立った。シエルは国のためならと思い腰を上げる。
    そこに護衛兵として同行を申し出た騎士団に所属するボルク。彼は小さいころからの知り合いで仲のいい友達でもあった。互いに気心が知れた中でシエルは彼の事を好いていた。
    彼には面白い癖があってイライラしたり怒ると親指と人差し指を擦り合わせる。うれしいと親指と中指を擦り合わせ、照れたり、言いにくい事があるときは親指と薬指を擦り合わせるのだ。だからボルクが怒っているとすぐにわかる。
    そんな彼がシエルに同行したいと申し出た時彼は怒っていた。それはこんな話に怒っていたのだった。そして同行できる事になると喜んだ。シエルの心は一瞬にしてざわめく。
    隣国の例え側妃といえども皇帝の妻となる身の自分がこんな気持ちになってはいけないと自分を叱咤するが道中色々なことが起こるうちにふたりは仲は急接近していく…
     この話は全てフィクションです。
    文字数 201,910 最終更新日 2024.3.28 登録日 2024.1.28
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