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    長編 完結 R18
    お気に入り : 53 24h.ポイント : 7
    【完結】聖銀竜に喰われる夜~冷酷な宰相閣下は、禁書庫の司書を執愛の檻に囚える 「逃がさない。その賢しい口も、奥の震えも――すべて、私のものだ」

    王宮の禁書庫に籠もる司書ルネには、誰にも言えない秘密がある。
    それは、我が国の宰相ゼファールの愛人であること。
    情欲が昂ると蒼銀の竜へと変じる、人ならざる男。
    彼の真の目的は、ルネが修復する禁書に記された「竜の血統の秘密」だとルネは知っている。それでもゼファールの腕を拒めない。

    愛されてはいない――そう、ルネは信じていた。数多の愛人のひとりとして抱かれているだけ。
    やがて、限界は訪れる。
    「あたしは、あなたの所有物ではない」
    ルネは自ら、関係を断ち切る。

    拒絶されたゼファールの執着が、静かに狂い始める。
    折しも秘密を狙う政敵の陰謀が動き出し、国王は彼に冷酷な命を下した。
    「その娘を妻という名の檻に入れよ。従わねば、殺せ」
    愛ではなく、管理のための結婚。

    ルネを守るためには、人であることを捨てようとするゼファール。
    だがルネは、彼に囲われることを拒む。
    囲われるだけの女ではなく、この男に選ばれるのでもない。
    自らの意思で、運命を選ぶために。

    利用するために始まった恋は、やがて国を揺るがす秘密と、怪物になりかけた男の運命を変えていく。
    禁断の血に翻弄される二人が、陰謀渦巻く宮廷で、所有ではない愛を選び取る物語。
    文字数 108,986 最終更新日 2026.2.18 登録日 2026.1.31
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