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  • 1
    長編 完結 R15
    お気に入り : 2,011 24h.ポイント : 276
    「お前はとても優秀だそうだから、婚約者にしてやってもいい」

     ある日の休日。家族に疎まれ、蔑まれながら育ったマイラに、第一王子であり、姉の婚約者であるはずのヘイデンがそう告げた。その隣で、姉のパメラが偉そうにふんぞりかえる。

    「ぞんぶんに感謝してよ、マイラ。あたしがヘイデン殿下に口添えしたんだから!」

     一方的に条件を押し付けられ、望まぬまま、第一王子の婚約者となったマイラは、それでもつかの間の安らぎを手に入れ、歓喜する。

     だって。

     ──これ以上の幸せがあるなんて、知らなかったから。

    文字数 53,361 最終更新日 2022.2.27 登録日 2022.1.4
  • 2
    長編 完結 なし
    お気に入り : 305 24h.ポイント : 156
    マリアは聖女の血を受け継ぐ家系に生まれ、次期聖女として大切に育てられてきた。
     マリア自身も、自分が聖女になり、全てを国と民に捧げるものと信じて疑わなかった。

     そんなマリアの前に、異父妹のカタリナが突然現れる。
     そして、カタリナが現れたことで、マリアの生活は一変する。

     どうやら現聖女である母親のエリザベートが、マリアを追い出し、カタリナを次期聖女にしようと企んでいるようで……。

    2022.6.22 第一章完結しました。
    2022.7.5 第二章完結しました。

    第一章は、主人公が理不尽な目に遭い、追放されるまでのお話です。
    第二章は、主人公が国を追放された後の生活。まだまだ不幸は続きます。
    第三章から徐々に主人公が報われる展開となる予定です。
    文字数 36,659 最終更新日 2022.8.28 登録日 2022.6.2
  • 3
    長編 完結 R18
    お気に入り : 1,988 24h.ポイント : 71
    わたしはドゥオーモ王国の名ばかりの王太子妃マリアナです。
    王宮には5歳の時、母様と馬車に乗っているときの事故で、母様を亡くし、目が覚めると、名前と母様の最後の様子しか覚えていませんでした。
    そんな折、見知らぬお母様という人とお姉様という人が尋ねてきました。父様は母様を殺したのでしょうか?
    目を覚ましたわたしは、ドゥオーモ王国の王宮に連れてこられました。
    どうしてか分かりません。
    わたしは国王陛下に育てられました。
    そして、国王陛下の息子である、ペリオドス様と結婚したのです。その結婚は、ペリオドス様が愛する第二夫人と結婚するための、白い、真っ白い結婚だったのです。わたしを誰も愛してくれない。

    この話はマリアナが幸せになるお話です。場所は帝国に移ります。
    クラクシオン皇太子殿下とマリアナの話。馬鹿なペリオドス王太子の成長。お馬鹿なジュリアン様の行く末。クラクシオン皇太子殿下の妹達の恋愛模様、マリアナの兄との確執等、記憶喪失のマリアナの記憶の糸、お医者さんごっこは作者の萌え。盛りたくさんの超長編です。楽しんで戴けたら嬉しく思います。作品は完成しているので、毎日、2話投稿していきます。R15は保険
    全71話
    23.1.20 HOTランキング一位ありがとうございます。
    文字数 224,814 最終更新日 2023.2.11 登録日 2023.1.6
  • 4
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 389 24h.ポイント : 71
    婚約者を義妹に寝取られ、復讐のために習った房中術でなぜか王弟殿下を虜にしてしまいました イヴォンヌは義妹ミランダに婚約者のパーシーを寝取られたことを知る。
    しかもミランダは彼の子を妊娠していた。「堅物淑女」それが彼女に対する周りの印象。幼い頃に母親を亡くした彼女は、頑固な祖母に育てられたため、貞操観念が古いということだった。屈辱に自暴自棄になった彼女は、結婚式の後虚ろな表情で街を彷徨っていた。そこで危ない目に合いそうなところを、ある女性に助けられる。
    助けてくれた女性アネカは今や伝説となりつつある魔女の一人で、イヴォンヌの状況を聞いて、彼女にある技術を教えてくれる。
    それは「房中術」。
    「房中術」を知ったイヴォンヌは、すっかり生まれ変わった。
    ある時彼女が留守番をしていると、房中術を教えろと男が訪ねてきた。
    一度は断ったが、後日アネカ宛に手紙が送られてきて、イヴォンヌは彼を担当するように命令される。


    注)作中に出てくる「房中術」についての記述は、参考図書を基に作品に合うように解釈を加えたフィクションです。
    R18には*が付きます。
    文字数 26,333 最終更新日 2023.12.7 登録日 2023.11.26
  • 5
    長編 連載中 なし
    お気に入り : 557 24h.ポイント : 0
    女神ラトラと同じ瞳を持つアイリス=ウェルバートンは公爵家の娘であり国王の姪、そして皇太子リュートの婚約者である。頂点で微笑みながら、毒を吐き捨てる稀代の性悪だった。
    アイリスは数々の悪行により、王の怒りをかい、父とリュートにも見捨てられ処刑されてしまう。
    それでもアイリスは笑った。とある秘密を抱えて。

    そして毒を飲んだアイリスは、もう一度生まれ変わった。

    生まれ変わってもアイリスは、金色の瞳で愚か者を睨みつける。愚図共を蹴散らす。女神の美貌で、前世と同じ秘密を抱えて、悪辣の花として。

    「無礼よ、おまえ。頭が高いわ」

    最後に笑うのは女神ではなく、アイリスだ。

    これはアイリスが全てを手に入れるための物語。女神をもうち落とす物語。


    そして、リュートと生きる愛の物語。



    あなたのためなら、毒まで飲める。


    唯一アイリスを窘めることができる皇太子×気高く高貴で性格が死ぬほど悪い公爵令嬢


    (ハッピーエンドです)

    (なろうにも掲載中)
    文字数 153,157 最終更新日 2022.3.31 登録日 2022.1.19
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