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  • 961
    長編 連載中 なし
    お気に入り : 3 24h.ポイント : 0
    王妃様の侍女であるシーラと、侵略された異国の王族であったが、異国で虐げられていたため可哀想だと思った王によって養子にされて、王子になったチハルのお話です。

    タイトルネタバレ通り、今のところ訳が分かりませんが、チハルがこれから風呂師になります。シーラも多分今のところ訳が分からない状態かと思います。お付き合いいただけると幸いです。
    文字数 3,172 最終更新日 2024.12.25 登録日 2024.12.24
  • 962
    短編 完結 なし
    お気に入り : 61 24h.ポイント : 0
    侯爵令嬢メルビルは、誇り高き古からの忠臣たるオーバーハウゼン侯爵家の娘として、一大産業にまで育て上げた改良コンニャクによって国を大いに富ませることに成功した。

    しかし実の妹カステラーヌから虚偽の告発をされ、婚約者でもある王太子から突然の婚約破棄&国外追放&コンニャク破棄をされてしまう。

    我が子のように育てあげた改良コンニャクと、尽くすべき国家を同時に奪われ失意に沈むメルビル。

    しかしそんなメルビルのもとに、隣国シェアステラ王国から心優しい第二王子がやってきて、貴族として迎え入れる代わりに改良コンニャクの栽培方法を教えて欲しいと言ってきた。

    シェアステラ王国に移ったメルビルは、第二王子とともに再び改良コンニャクの栽培を始めることになる。

    ――――――
    カクヨム併載です
    文字数 19,834 最終更新日 2022.9.7 登録日 2022.8.24
  • 963
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 23 24h.ポイント : 0
    お腹痛いって勇者(お兄ちゃん)が言うから代わりに凱旋パレードに参加しただけなんです お腹痛いって勇者(お兄ちゃん)が言うから代わりに凱旋パレードに参加したら、何故だか美貌の黒魔導師に組敷かれ
    「貴方が悪いですよ…こんな国家を揺るがす嘘を貴女が隠しているから……」
    と脅されました……私どうなっちゃうのでしょか?

    ゆるふわ設定のラブコメです。お暇潰しにお読み頂ければ嬉しいです
    文字数 20,718 最終更新日 2023.2.11 登録日 2022.3.4
  • 964
    長編 完結 なし
    お気に入り : 41 24h.ポイント : 0
    皇太子妃は国民の支持率で決まる。
    最終候補までのこってしまったけど、私は皇太子妃なんてなりたくない、それより、兄と慕う彼が、聖女様と最近親しげなのが気になって仕方ない。
    でもその聖女様は、私しか気がついてないようだけどずっと魔法を使っている。
    まさか皇太子妃になるためにみんなに魅了を使っているのでは。これは私が止めなくては
    勘違いから始まった入れ替わり、皇太子妃は誰の手に、拗らせ片思いは実るのか
    文字数 58,687 最終更新日 2022.2.23 登録日 2022.1.31
  • 965
    長編 連載中 なし
    お気に入り : 6 24h.ポイント : 0
    Garnet   真恋 〈ホントの恋を掴みたい〉~初恋と宝石~ 遅咲きの初恋.咲かせたい 初恋と宝石シリーズ3弾

     打算的な生き方を選んだ彼…「後悔したんだ」

      彼女は今の状況にいた方が…「諦らめなきゃ」

    どうにもならないよ…って思っていた
    だけどやはり諦めたくない! 

    真恋(シンコイ)~ホントの恋…Garnet 永遠の愛を貴女に

    イタリア料理のシェフ×児童指導員の女の子

    傷付いた4人の恋愛ストーリー 

    彼女達を溺愛する彼彼氏達

    トラウマや心に傷を抱えた人(子供達)が日々頑張って生きています

    文字数 126,504 最終更新日 2022.12.20 登録日 2022.5.7
  • 966
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 33 24h.ポイント : 0
    幼いころに買われてきた使用人、珠(たま)。
    ずっと独身を貫いてきた主人、伊周(これちか)に呼び出され告げられる。

    「結婚が決まった。――服を脱いでそこへ座れ」

    恋心を隠したまま肌に触れられ、日ごと大きくなる想いと官能に震える。
    身分の違いが、性の練習台としての立場が珠に重くのしかかる。


    ーーー
    明治・身分差・R18
    文字数 6,720 最終更新日 2023.2.3 登録日 2023.1.31
  • 967
    長編 連載中 なし
    お気に入り : 29 24h.ポイント : 0
    桜咲く社で ここは神々が治める国、神央国。貧しいながらも平和に暮らしていた薫子と、辺り一帯を治めていた謎多き覆面の神、茜鶴覇。
    理不尽な理由で他村の者達に拉致され、生贄として捧げられて来た彼女を、茜鶴覇は結界の中に受け入れる。結界の内に広がる情景に、薫子は思わず息を飲むのであった。

    神と生贄の運命を掛けた繋がりが、過去を超えて今つながる。



    文字数 317,430 最終更新日 2024.8.2 登録日 2022.2.1
  • 968
    長編 連載中 R15
    お気に入り : 3 24h.ポイント : 0
    魔王と呼ばれる最強最悪の存在と平和条約を結んで数百年。魔力を持った人間が産まれたら、生贄として魔王に捧げられる決まりがあった。
    文字数 71,001 最終更新日 2024.2.29 登録日 2023.8.25
  • 969
    短編 完結 なし
    お気に入り : 8 24h.ポイント : 0
    異世界であるキュイール帝国の王太子フィンリーは、金色のケモ耳と、太い尻尾の生えた森のフェアリー、主人公チュピのご主人様になる。さて、フィンリーとチュピは、どうなるのか。
    文字数 12,503 最終更新日 2022.8.20 登録日 2022.8.13
  • 970
    長編 完結 R15
    お気に入り : 73 24h.ポイント : 0
    クラリスは美しい軍人将校の秘密を守る為に、命と引き換えに結婚を迫られる。
    彼は優しく、クラリスを守ろうとしてくれるが二人の間には決して埋める事の出来ない大きな違いがあったのだった。
    果たして二人は違いを乗り越え、本当の意味で寄り添っていく事が出来るのだろうか?
    文字数 129,434 最終更新日 2021.11.20 登録日 2020.6.26
  • 971
    長編 完結 R18
    お気に入り : 372 24h.ポイント : 0
    堅物王子と砂漠の秘めごと(旧題:強面王子と麗しき花の姫) アブタキアの第三王女レイハーネは、一人だけ歳の離れた末っ子姫。
    彼女を溺愛する父王は「レイハーネをただ一人の妻として迎え、大切にすると誓った者に彼女を嫁がせる」という触れを出す。
    軍事大国アブタキアとの同盟。さらに稀代の美姫と呼ばれる姫が手に入るとあって、周辺国の王子たちはこぞって名乗りを上げた。
    父王の意向により相手はガジェティフの第一王子に決まる。だがガジェティフは砂漠の国。
    植物を愛するレイハーネは砂漠での乾いた生活を憂い、せめて最後にとオアシスにある幸運の花を見に出かけた。
    その帰り道、一行は盗賊に襲われる。身代わりに攫われてしまった侍女のカリマを追いかけ、レイハーネは奴隷商人の元にたどり着く。
    だがカリマはすでにどこかへ売られてしまった後だった。レイハーネは商人に「自分も同じところに売ってくれ」と頼み込む。
    着いた先は、隣国ユスラーシェの第一王子ラティーフのハレム。実はこのラティーフも、レイハーネの夫に名乗りを上げた一人だった。
    文字数 9,167 最終更新日 2016.4.15 登録日 2016.2.15
  • 972
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 383 24h.ポイント : 0
    魔導師として宮廷入りしたので、殿下の愛人にはなりません? 娼館育ちの私――モニックは、ある事件をきっかけに宮廷魔導師に引き取られることになった。
    魔法を学び、晴れて宮廷魔導師の仲間入りを果たした私は、宮廷入りの日に催されたパーティにて王位継承権第一位の美青年リシャールに目をつけられてしまう。
    第一印象が最悪であったが、リシャールに部屋に誘われてしまうと立場上断れない。

    ――よし、ここは私の腕の見せどころ!処女だけど張り切らせていただきます!


    肉食と肉食がぶつかって、「ナンカチガウ……」となるラブコメディ♪




    がっつりオトナ向け。
    感想等いただければありがたいです。


    【履歴等、お知らせ】
    ※2017.07.19 完結としましたが、反響次第では番外エピソードや、二人の将来についても触れたいな、とは思います。
    ※2017.07.22 エピローグ前に三章分挿入しました。合わせて、完結から連載中に戻しました。
    ※2017.10.12 第2章開幕。~10.24まで連続更新。

    ムーンライトノベルズ、pixivでも掲載中。
    文字数 40,806 最終更新日 2018.6.28 登録日 2017.7.18
  • 973
    長編 完結 なし
    お気に入り : 254 24h.ポイント : 0
    ヘタレ王子「今日は婚約破棄には日が悪い」外面令嬢(はよ言えボケ、慰謝料請求したるわ) 公爵令嬢で、この国の第一王子エドワード殿下の婚約者でもあるディアナ。彼女はいつも冷たい外面(ソトヅラ)を保っていますが、実は根っからの商売人です。
    最近、ピンクブロンドの男爵令嬢に夢中らしいエドワード殿下は何度もディアナに婚約破棄を叩きつけようとしながら、その途中でキャンセルをする始末。その理由は……縁起担ぎ???

    「アホ!ヘタレ!婚約破棄するなら早よせい!慰謝料請求したるわ!」と内心では思いながら外面を崩さないディアナ。
    しかし事態は意外な方向へと……。

    ※こんなタイトルですがちゃんとエドワードとディアナのラブラブハッピーエンドです。
    ※全17.5話で本編完結&こぼれ話前後編✕2話&番外編全4話です。完結まで毎日2話更新予定。(2/3のみ3話更新します)

    ※小説内に登場する「カンサイ地方/カンサイ弁」は架空の地名・言語ですので「カンサイ弁がおかしい」というご指摘はどうか、どうかご勘弁願います。

    ※表紙絵は自作ですが、何故か主人公ではなく脇役のカレンとヘリオスです。

    ※小説家になろうにも掲載しています。
    文字数 104,314 最終更新日 2023.2.11 登録日 2023.1.31
  • 974
    短編 完結 R18
    お気に入り : 26 24h.ポイント : 0
    中央大陸にある全寮制の名門シュレーク学園第二学部の生徒、彫刻のような美貌の少女ロベリアと東方ヴォストーク国の王族の少年リュカ、二人はライバルとして入学してから様々な勝負をしてきた。ロベリアに触れたいリュカはある勝負を挑む、二人の絶対に負けられない(笑)戦いが始まった! 
    文字数 13,880 最終更新日 2021.8.12 登録日 2021.8.12
  • 975
    短編 完結 なし
    お気に入り : 63 24h.ポイント : 0
    ミミ、ことミリアンは、悪女として王国内に名を馳せている。

    平民の母子家庭で育ち、母を亡くして男爵家の養女になる、というその生い立ちだけは王道ヒロインのようだ。

    しかし、身分をわきまえることなく王太子ジョルジュを籠絡し、その上、その婚約者候補の筆頭である侯爵家のご令嬢が雇った暴漢に襲われた、との狂言で、無実のご令嬢を陥れようとした。

    こうした企みは第二王子により暴かれ、ミミに骨抜きにされた王太子ともども断罪されて、身分を剥奪された上で王都を追放された。

    そんな彼女が死の床にあって回想する人生とは、どんなものなのか。
    彼女の目から見た真実とは────。
    文字数 29,350 最終更新日 2024.2.18 登録日 2022.1.13
  • 976
    短編 完結 R15
    お気に入り : 2 24h.ポイント : 0
    【外伝・完結】神獣の花嫁〜いざよいの契り〜 こちらは『神獣の花嫁シリーズ』の外伝となります。
    本編をご存じなくとも、こちら単体でもお読みいただけます。

    ☆☆☆☆☆

    ❖大神社の巫女 可依(かえ)23歳
    夢占いが得意な最高位のかんなぎ
           ✕
    ❖萩原(はぎはら)尊臣(たかおみ)29歳
    傲岸不遜な元国司、現萩原家当主

    ────あらすじ────

    「まさかとは思うが、お前、俺に情けを交わして欲しいのか?」
    「お戯れをっ」
    ───自分の夢占に間違いはない。
    けれども、巫女の身でありながら殿御と夜を共にするなど、言語道断。
    「わたくしは、巫女でいたいのです」
    乞われても、正妻のある方のもとへ行けるはずもなく。
    「……息災でな」
    そして、来たるべくして訪れる別れ。

    ───これは、夫婦の契りが儚いものだった世のお話です。

    ※表紙絵はAIイラストです。
    文字数 8,969 最終更新日 2024.11.10 登録日 2024.11.1
  • 977
    短編 完結 R18
    お気に入り : 20 24h.ポイント : 0
     セルジュ=ルフェーヴルは魔術師と人間のハーフだ。魔法は使えず、危険だが割がいい魔石掘りの仕事をしている。
     セルジュには、五つ年下の腹違いで魔術師を目指す妹 ミネットがいて、どうしてだか異常に好かれている。
     しかしミネットが魔術師学校を卒業したその夜、セルジュはミネットに寝台に拘束されてしまい……。

     絶対にお兄ちゃんとイチャイチャしたい妹 × 絶対にそれだけはだめな兄

     
     ☆ムーンライトノベルズにも掲載しています☆
    文字数 10,107 最終更新日 2023.10.21 登録日 2023.10.21
  • 978
    短編 完結 R15
    お気に入り : 188 24h.ポイント : 0
    魔女っ子令嬢はこの度カボチャと契約恋愛をする事になりました!〜お兄様とイケメンに溺愛されて大変です〜  魔女に憧れて呪いや魔術の研究をするのが趣味の伯爵令嬢マリー。

     両親は早くに亡くなり、領地経営は兄のフランクが行っている。
     二人っきりの兄と妹は仲良く暮らしていた。

     しかし度数の合わない瓶底レンズの眼鏡をかけないと人付き合いもまともに行えないようなフランクはとても頼りなく、そしてとんでもなくヘタレなのだった。

     そんなトラブルメーカーの兄のことをいつも優しくフォローするマリーが、ある日兄の起こしたトラブルによって不本意ながらも『契約恋愛』をすることとなる。

     お相手はカボチャ頭の異国の人間⁉︎

     異国の大きな貿易会社の会長だというリュウ・シエンは、フランクの不注意による呪いでカボチャ頭になってしまったのだった。

     呪いを解くためには『愛し、愛される者からの口づけ』が必要で……

     当然だがカボチャ頭では世間に出られないとリュウ・シエンは言う。

     そこで、伯爵家の屋敷に滞在することになったリュウ・シエンとマリーは、お互いの目的の為に呪いを解こうと何とか愛し合う努力をすることになる。

     しかし、何かよからぬ企みからマリーに婚約の申し込みに来る大嫌いな幼馴染の令息。
     そして、その令息を狙う悪役令嬢の意地悪にマリーは振り回される。

     マリーは幸せになれるのか?
     そしてリュウ・シエンはカボチャ頭から脱却できるのか?

     溺愛、ジレジレ、きゅんきゅんな恋愛と、悪役令嬢とザマア要素もちょっぴりある作者の好きを詰め込んだ欲張りなお話です( ・∇・)


    ◇◇◇

    某ハロウィン企画の為に書いた短編です。

    ハロウィンらしく楽しいラブコメになる予定ですので、どうか温かい目でお付き合いくださいませ。

     



     
    文字数 66,606 最終更新日 2021.10.23 登録日 2021.10.17
  • 979
    長編 完結 なし
    お気に入り : 1 24h.ポイント : 0
    花びらは掌に宿る2~再生 ~ 時を経て、夕夏は何度も夢に見るあの場面が気になっていた。新たに出会う人々と過ごす日常のなかで“あの人”の更なる事実が明らかになる。花びらは掌に宿る、続編。
    文字数 121,922 最終更新日 2023.6.3 登録日 2021.11.2
  • 980
    長編 完結 なし
    お気に入り : 101 24h.ポイント : 0
    『長い間眠り続けていた姫君の美しい瞳が再び見開かれた時、私はこの恋が終わったことを悟った。』
    ひょんなことから、眠り姫病になった王女を助けるため研究を続ける公爵令息のルバートの側で助手を務めることになったアメリア。
    美味しい珈琲が繋ぐ、控え目で聡明な平民の助手と公爵令息のすれ違い両片思い。

    ※ヒロイン、ヒーロー両方の目線で展開します。
    ※小説家になろうのサイトでも公開しています。
    文字数 120,132 最終更新日 2023.1.29 登録日 2023.1.29
  • 981
    長編 完結 R18
    お気に入り : 12 24h.ポイント : 0
    王が愛した暗殺者 凄腕の刺客である孫(スン)にくだされた命令は、新王・曽光明(ツェン・クァンミン)の暗殺だった。孫の想いと後悔は十二年前のまま、二人は暗闇のなかで再会する。
    文字数 10,771 最終更新日 2023.7.17 登録日 2023.7.17
  • 982
    長編 連載中 R15
    お気に入り : 14 24h.ポイント : 0
    午前0時と午後12時2回更新します。よろしくお願いします。2/29に完結致します。

    「わ……私と結婚してください!」と叫んだのは、男爵令嬢ミーナ
    プロポーズされたのは第一騎士団の団長、アークフリード・フェリックス・ブランドン公爵


    アークフリードには、13年前に守りたいと思っていた紫の髪に紫の瞳をもつエリザベスを守ることができず死なせてしまったという辛い初恋の思い出があった。
    そんなアークフリードの前に現れたのは、赤い髪に緑の瞳をもつミーナ
    運命はふたりに不思議なめぐりあいの舞台を用意した。




    ⁂がついている章は性的な場面がありますので、ご注意ください。
    「なろう」でも公開しておりますが、そちらではまだ改稿が進んでおりませんので、よろしければこちらでご覧ください。

    文字数 176,059 最終更新日 2024.2.29 登録日 2024.1.30
  • 983
    短編 完結 なし
    お気に入り : 1 24h.ポイント : 0
     物語の舞台は、大阪府の北東部にある「大里市」が舞台です。
     大里市は過去に行った、大規模な移住推奨キャンペーンの影響で、関西弁が主流の大阪府であるのにも関わらず、標準語を話す人間が多く存在する、少し変わった街です。
     そんな大里市に住む男子高校生【宮 桜(みや さくら)】は、高校で男子テニス部に所属しながら、料亭【山風】でアルバイトに勤しむ日々を過ごしています。
     【山風】には宮を除いて、同じ高校に通う同級生の五人が在籍しています。同じ男子テニス部に所属する茶髪の少しチャラついた見た目の【松葉 守友(まつば まゆ)】、男子バスケットボール部のエースで心身ともに完璧な【天津 京(あまつ きょう)】、見た目だけはヤンキーの純情・天然な女子テニス部のエース【川崎 忍(かわさき しのぶ)】、学校一の変わり者でどこか古めかしいセンスを持つ女子テニス部【山羽 蒼(やまは あおい)】、女子バスケットボールのエースでキツイ関西弁・強気な口調の見た目だけはクール系【本田 双葉(ほんだ ふたば)】の五人です。宮はこの五人と共に、男女の壁を越えた関係を築き、刺激はないけども、落ち着いた楽しい毎日を送っていました。
     アルバイトを始めて、一年ほど経った高校二年生の四月、バイトが終わった後に店長と女将さんに呼び出されます。呼び出された理由は、このまま七月まで売り上げが悪ければ、経営権を親グループに明け渡すことになると伝えるためでした。
     何もせず、このまま経営権を譲渡するのは、納得できないと考えた宮たち六人は、何とかして売り上げを改善し、経営権の譲渡を阻止しようと考えます。
     高校生の自分たちでもできることを考え、話し合いますが、中々上手くいきません。上手くいかず悩みながらも、彼ら・彼女らは高校生として、部活や体育祭といった当たり前の日常を過ごしていかなければなりません。
     宮たち【山風】のメンバーは高校生としての日常を問題なく過ごしつつ、【山風】の売り上げを改善し、経営権の譲渡を阻止できるのか? 大人の世界に踏み込む一歩手前である、高校生ならではの明るさ・苦悩・若々しさを是非とも、お楽しみください。
    文字数 86,789 最終更新日 2022.1.18 登録日 2022.1.17
  • 984
    短編 完結 R18
    お気に入り : 5 24h.ポイント : 0
    この世界に魔法は存在しない 少年は人喰い魔女イェルチェに拾われる前のことを覚えていない。断片的な記憶を夢に見るだけだ。『太るのを待ってから食べる』とうそぶくイェルチェはいつまで経っても少年を食べず、二人の仲は深まっていく。しかし数年後のある日、彼は彼女の隠し事と失った記憶の秘密を知ってしまい――という話。
    『生意気少年の牙を抜いたお姉さんがワンコ青年に成長した彼に食われる話』ともいう。
    文字数 21,921 最終更新日 2024.2.10 登録日 2024.1.30
  • 985
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 49 24h.ポイント : 0
    「婚約破棄、ですか」
    己の運命を知りながらも抵抗を続けてきた、アナスターシャ王国の公爵令嬢、サラ・マリア。

    とうとう婚約破棄されてしまったショックと、運命を変えられなかった絶望感から、サラの顔から笑顔が消えてゆく。
    それを見かねた父親が、友好国、セイヴィア王国のパーティーにサラを参加させることを決定。

    だが、そのパーティーにはサラを嫌っている人物も参加していて、嫌がらせを受けることになってしまう。
    そんなとき、セイヴィア王国の第一王子、ソロモン・セイヴィアが現れて――?

    ※性描写のある話は『※』のマークをつけます。
    文字数 620 最終更新日 2020.12.28 登録日 2020.12.28
  • 986
    ショートショート 連載中 なし
    お気に入り : 5 24h.ポイント : 0
    心の中にあるある女の子の妄想を書いたもの。
    半生を、思いついた場面場面を書き散らしていこうかと。
    半生なので、友情、恋愛などなど、、
    文字数 21,373 最終更新日 2022.2.15 登録日 2022.1.20
  • 987
    短編 完結 なし
    お気に入り : 21 24h.ポイント : 0
    【番外編・完結】神獣の花嫁〜かの者に捧ぐ〜 素肌を伝う舌。触れる唇と吐息。
    「お前を癒やせるのは私しかいない」
    美しき獣が放つ低い声音。
    「赦せ……」
    乞う必要のない赦し。
    受けるは、穢れなき、この身──だから、私が選ばれた?

    【中世の日本によく似た異世界を舞台にした和風ファンタジー】

        *  *  *

    幻想的で素敵な表紙絵は黒冴様[link:crea_u?c=U2FsdGVkX18xXOTc5MDkyNkS1vLRxSrgt3PkjfWqhRWPI1]に描いていただきました!

    拙著『神獣の花嫁〜かの者に捧ぐ〜』の番外編です。
    お先に本編をお読みいただければと思います。
    文字数 18,116 最終更新日 2024.6.17 登録日 2024.6.16
  • 988
    長編 連載中 R15
    お気に入り : 25 24h.ポイント : 0
    無実の罪で牢に入れられたリオノーラは、1カ月後処刑された。
    しかし、再び自分は牢の中に居た。断首された筈なのに、牢に入れられた日に時間が戻っていたのだ。

    2度もそれを繰り返し、戸惑うリオノーラが牢で出会ったのは自分よりも年若い、美しい少年だった。
    「じゃあ、行こう」
    と言う彼に誘われて、気が付くとリオノーラは他国の森の中に居た・・・。


    文字数 61,490 最終更新日 2023.2.28 登録日 2022.11.27
  • 989
    長編 完結 R18
    お気に入り : 1,280 24h.ポイント : 0
    金と銀の婚礼 臆病な聖女と初恋の王子様 【書籍化のため本編と番外編は引き下げました】
    「オーランド殿下に嫁ぐのは諦めたほうが、お前のためかもしれないな」
    侯爵である父の言葉に、アナスタシアは静かに頷いた。自分はきっと王太子妃に相応しくない。
    幼い頃からの恋を諦め、修道女になることを決意したアナスタシアは、最後の夜会へ向かう。そのとき社交界では、オーランドが別の令嬢と婚約するという噂がまことしやかに囁かれていた――。

    ◆Web投稿時の表紙はアマノハラペコ様に描いていただきました。
    文字数 156,259 最終更新日 2021.8.20 登録日 2020.9.9
  • 990
    長編 完結 R18
    お気に入り : 57 24h.ポイント : 0
    死んでしまった田舎令嬢ノンナは好きな人にどうしても会いたくて幽霊になってしまう。未練のあるノンナは霊感のある騎士ロレンシオと出会い、成仏するために思い残したことを実行していくことに。けれどその中にはエッチな未練もあり──。
    【押しに弱い美貌の騎士×パワフル破天荒令嬢】全48話。
    ※ムーンライトノベルズでも公開中
    文字数 100,132 最終更新日 2022.1.13 登録日 2021.12.20
  • 991
    長編 完結 なし
    お気に入り : 0 24h.ポイント : 0
    私が贈る準イベリス  あの時、橋に身を投げ捨てて死んでいたら、きっと今もこんなことで泣くこともなかっただろうな。
     明日のクリスマス前日に、私は思い出して貰えなかったら……。そんなことばかりを考え、今日も一人、部屋の中から沈んだような月を眺めていた。生きていて良かったと思う。そして同時に、あの時死んでしまっていればとも思う。どのみち私の人生は死んでいたも同然だった。明日で、もう彼と会うこともなければ、同じ道を歩くこともないのだろうな……。
     3月下旬。
     どうしても会いたい人がいた。何を失っても、どんな言葉をかけられようとも、私には会いたい人がいたのだ。だから私は高校一年生にして実家を離れ、無理を言って一人暮らしを始めさせてもらった。
     幼稚園の卒園と共に、父の仕事の関係で突然の別れとなってしまった彼に、もう一度会いたい一心だった。そんな幼い頃の記憶だけで、一人多くのものを手放すのは馬鹿げていたかもしれない。こんな方法でしか彼と出会うことができないと思い込んでいたのだろう。
     引っ越し作業も終わり、私はとある別のアパートへと向かった。彼が以前住んでいた家だ。自宅となったアパートから徒歩10分弱で記憶を頼りに目的のアパートの前へと到着したが、私の足は立ち止まったまま動けない。心臓が私の身体を強く叩くのがわかる。彼と会えたら、なんて声を掛けよう。ちゃんと笑えるだろうか。
     不安を抱えるも、私は深呼吸をし、意を決して部屋横のインターホンを鳴らした。カメラのないインターホンなど、当時のままだった。
     ドアノブが倒され、扉の向こうからは20代くらいの男性が現れた。鼓動が一瞬だけ止まったようだった。
    「……すみません間違えました」
     それもそうだった。何年も前のことだ。彼はもうどこかへ引っ越してしまったのだろう。
     どうして考えなかったのだろう。この場所に戻ってきても彼がいる保証などないということを。いや、わかっていたが考えたくなかったのかもしれない。
     アパートの家へ戻り、私はベッドの前で力が抜けてしまい、床に崩れ落ちるように座り込んだ。
     溢れる涙を制御できない。何度拭っても、溢れかえる。私は片付け切れていない部屋の中、ベッドに顔を埋め、声を大きく吐き出した。
     どうするのが正解だったのか、自分でもわからない。ただ思い出の中に囚われている自分が、憎く、悔しく、心が枯れてしまったようだった。
    文字数 100,309 最終更新日 2022.9.23 登録日 2022.9.23
  • 992
    長編 完結 R18
    お気に入り : 76 24h.ポイント : 0
    燃えるような愛を お前が、俺に火をつけた――貴族令嬢の身代わりで参加した仮面舞踏会で、フラメ王国の王子に見初められたピアノ講師フローラ。彼の強引なアプローチに戸惑いながらも宮廷ピアニストとしてフラメ城に残ることになって……
    強引な王子と消極的なピアニストの身分差ラブストーリー。
    ノーチェブックスから書籍を出していただきましたので、番外編のみの掲載です。
    Extraは本編後のおまけ、クリスマス・ハロウィンはシーズンイベントとして投稿した小話です。
    文字数 189,014 最終更新日 2020.8.31 登録日 2016.6.12
  • 993
    長編 完結 R18
    お気に入り : 369 24h.ポイント : 0
    氷将レオンハルトと押し付けられた王女様 北辺の軍事都市ローゼンベルクへ嫁いだ変わり者王女リーザ(23歳)と、将軍レオンハルト(40歳)の歳の差ラブラブ生活!

    番外編は、時系列バラバラの短編です。
    章タイトルがついているものは、その章の間は1つのまとまったお話です。

    今後は、書籍から削除したジュリアスサイドのお話など追加していけたらいいなと思っています。
    よろしくお願いします。
    文字数 167,389 最終更新日 2018.1.25 登録日 2016.6.3
  • 994
    長編 完結 R18
    お気に入り : 2,392 24h.ポイント : 0
    騎士は籠の中の鳥を逃がさない ティーナは子爵家の令嬢。幼馴染の婚約者であるユージーンがいるが彼は女性関係がだらしなく、ティーナを苦しめ続けていた。婚約を解消したいが、それはティーナを取り巻く全てのものに影響が及ぶ。このまま心を殺して生きていこうと誓ったが、そんな折。偶然町で助けた男性が救いの手を差し伸べてくれた。実は彼は王国でも有数に公爵位を継ぐ男性。しかも眉目秀麗で頭脳明晰。ティーナとは容貌も身分も違いすぎる。
    なのに彼はティーナにこういった。『俺に助けを求めろ。そうすれば絶対に後悔はさせない』
    家族からも冷たい仕打ちを受け、限界まで虐げられていたティーナは、彼に小さな希望の光を見出す。彼の手を取ることははたして救いなのか……それとも十一年前の復讐なのか……。

    DV 男に虐げられる薄幸の女性のシリアスな物語です。毎日五時に更新。最終まで書いてから投稿しています。ずいぶん間が開きましたがよろしくお願いします。半分ほど書いた小説があと五個ほどあります。次回作はそんなにお待たせしないと思います。

    文字数 164,973 最終更新日 2020.10.15 登録日 2019.1.11
  • 995
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 293 24h.ポイント : 0
    処女を捨てなければいけない姫君と、彼女に愛された新人騎士の恋物語。
    王家唯一の女子であり、聖女候補のベアトリクス姫。
    彼女には聖女になりたくないという悩みがあった。弟アルフレッド王子を守るため、王宮から遠く離れた神殿には行きたくなかった。

    聖女にならずに済む唯一の方法「純潔を散らし、処女を捨てる」ことを目指すベアトリクス。
    そのため多くの男を誘惑してきたが、男達は彼女の立場に怖じ気づき、行為が最後まで行くことはなかった。

    そんな日々を送る中、ベアトリクスは新人騎士ランドルフに恋をしてしまう。
    処女を早く捨てることと、恋心との間でベアトリクスは板挟みになる。
    一方、ランドルフもベアトリクスに惹かれていくが、武功を立てたわけでもない一介の騎士と姫という身分差に思い悩み……。

    ムーンライトノベルズにも掲載しています。
    文字数 107,103 最終更新日 2022.1.13 登録日 2022.1.6
  • 996
    長編 連載中 R15
    お気に入り : 5 24h.ポイント : 0
    転生して異世界で新たな日常を歩む主人公サラー。元の世界で白血病に倒れ、若くして命を散らした彼女は、前世の記憶のかけらと共に生まれ変わり、温かな定食屋「朝露庵」の店主として、人々の心と体を癒す料理を提供している。ある星降る夜、定食屋に現れた謎めいた青年―美しい青い瞳を持つシリオンは、サラーにとってただの客ではなく、彼女の前世で運命を共にした夫の面影を宿していた。シリオンは、自身が異世界の王子であると同時に、サラーとの過去の約束を胸に抱えていたが、その記憶は互いに知らぬまま、二人は運命の糸によって再び引き寄せられていく。

    幼なじみの洋風な青年ダミアンは、静かにサラーを見守り続けるが、彼女の心はシリオンとの不思議な再会に次第に引かれていく。一方、王子シリオンには、誇高な異世界貴族の娘カタリナという許婚が待ち受けており、彼女との関係が物語に複雑な影を落とす。

    現世と前世、そして異世界という二つの世界をまたいだ運命の再会。サラーは、自身がずっと心に抱えていた「失われた約束」と、シリオンとの再会が意味する真実に気付き始める。星明かりの下で紡がれる彼女の物語は、たとえ世界も時代も違えど、二人の魂を結び付ける「運命」という名の奇跡が実在することを証明するかのように、静かに、そして確かな歩みで始まる。


    ---

    このあらすじは、サラー視点で展開される切なくも温かなラブストーリーと、前世の記憶を巡る謎や運命の再会といった要素を盛り込み、女性読者にも共感しやすい内容になっています。必要に応じて、さらに詳細な設定やキャラクターの内面描写を加えていくことで、物語に深みを出すことができるでしょう。

    文字数 27,935 最終更新日 2025.2.14 登録日 2025.1.13
  • 997
    長編 連載中 R15
    お気に入り : 24 24h.ポイント : 0
    事故で死んでしまったのはいい。
    終わってしまったことを後からあーだこーだ言う気はない。

    そんなことより、死んだばかりの私を神様が勇者として異世界転生させてくれたはずなのに、人間たちに歓迎されるどころか傀儡の勇者にされかけて、それを倒すはずの魔王に助けられるってどういうことですか?
    テンプレ展開から道を外してませんか?

    しかもイケメン魔王から溺愛されるばかりの毎日です。


    ***************************************

    時々R15要素はいります。
    後でR18要素も入る予定です。
    文字数 19,584 最終更新日 2020.12.29 登録日 2020.12.28
  • 998
    短編 完結 R15
    お気に入り : 511 24h.ポイント : 0
    過保護な従者に溺愛される無垢な猛毒令嬢は、愛する皇太子との婚約破棄を望む 「早くあの子もアンタみたいに使えるようになればいいけど。稼ぐようになるのが待ち遠しいね。」

     赤ん坊の時に異国の中年女に攫われた辺境伯の娘シャルロット。

     シャルロット(シャオリン)とイヴァン(シーハン)を攫った女は薬師として店を開く傍らで、異国で古来から伝わる方法を用いて、体の中に溜め込んだ毒を使い依頼をこなす『暗殺者』を使い、様々な暗殺依頼を受けて儲けていた。

     女は見目の良い赤ん坊を攫ってきては、その体液に触れると毒されるほどの猛毒を身体に宿す暗殺者として育て上げるために幾人もの子どもを殺した。

     そしてある日養い子の少年イヴァンに殺されてしまう。

     イヴァンは幼いシャルロットを連れて彼女を元の居場所へと戻すため、シャルロットの父親である辺境伯が訪れているという帝都の騎士駐屯地へと向かった。

     猛毒を身体に宿す辺境伯令嬢シャルロットと、その令嬢を見守る同じく猛毒を身体に宿した元暗殺者の少年イヴァン。
     そしてイヴァンは辺境の地でシャルロット付きの従者として傍に仕えることとなる。


     そしてこの猛毒令嬢に一目惚れして、何とか囲い込んで婚約者となった策士の皇太子と、皇太子のことは好きでも猛毒令嬢が故に皇太子妃など務まらないと考えるシャルロット、皇太子と同じく腹黒の従者イヴァンがドタバタするお話です。



    *テーマは少しシリアスなお話ですが、ヒロインのシャルロットは明るく可愛らしい性格で、腹黒の従者とのやりとりは明け透けないので暗いお話にはならないはず、です……

     面白いけれど、涙もあるような話を書きたくて、当て馬好きな友人のために書いてみました。

     ラストは泣けたと感想いただけてとても嬉しいです。

    『小説家になろう』様にも掲載中です。

    *表紙イラストは『異色』様にスケブにて製作していただきました。
    とても美麗なイラストありがとうございます(੭ ˃̣̣̥ ω˂̣̣̥)੭ु⁾⁾







     

     
    文字数 68,990 最終更新日 2021.8.7 登録日 2021.8.2
  • 999
    短編 完結 R18
    お気に入り : 66 24h.ポイント : 0
     アイリーンには双子の幼馴染がおり、将来はそのどちらかと結婚すると思っていた。しかし15歳になってもアイリーンはどちらかを選べないでいた。ある日双子からどちらかを結婚相手として選ぶよう迫られて……。
    ■R18作品です。1話以外はR18描写があります。 プレイ内容(3P、目隠し)■

    ※小説家になろうにも投稿しています。
    文字数 10,163 最終更新日 2021.8.21 登録日 2021.8.21
  • 1000
    長編 完結 R18
    お気に入り : 29 24h.ポイント : 0
    水の都で月下美人は  舞台は栖暦(せいれき)1428年、中世の都市国家ヴェネツィア。
     四旬節を目前に、元首が主催する謝肉祭が連日のように行われていた。

     前元首の末孫姫ディアーナに仕える少女エーヴァは、主の一生のお願いを叶えるため、彼女に変装して祭りに参加していた。そんな彼女は異国からやってきた貿易商の息子、デーヴィットと出逢う。だがふたりは互いに仮面で顔を隠し、ダヴィデとディアーナと名を偽ったまま、恋に落ちてしまった。

     次の祭りの夜、二人は仮面で素性を隠したまま再会を果たす。デーヴィットはエーヴァに月下美人の鉢植えを手渡し、「ただ一度の恋」という花言葉を告げ、彼女がディアーナではないと暴きつつ、彼女と一夜限りの関係を結んでしまう。

     二人は思いがけない形で再会する。
     それはディアーナの結婚話。十五歳になった彼女に、両親はデーヴィットを紹介したのだ。
     けれどデーヴィットは謝肉祭の夜に出逢った少女の存在が忘れられずにいた。その少女がディアーナのお気に入りの侍女、エーヴァで……

     身分違いのふたりは無事に想いを貫き、遂げることができるのか?

    *中世ヴェネツィアの世界観をベースにした半分架空のヒストリカルロマンスです。そのため時代考証などあえて無視している描写もあります。ムーンライトノベルズにも掲載中。Rシーンは予告なしに入ります。
    文字数 147,237 最終更新日 2021.2.18 登録日 2021.1.29
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