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愛人
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R指定なし R15 R18
16
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  • 1
    長編 完結 なし
    お気に入り : 1,939 24h.ポイント : 255
    婚約者に見殺しにされた愚かな傀儡令嬢、時を逆行する  父親が自分を呼ぶ声が聞こえたその刹那、熱いものが全身を巡ったような、そんな感覚に陥った令嬢レティシアは、短く唸って冷たい石造りの床へと平伏した。
     視界は徐々に赤く染まり、せっかく身を挺して庇った侯爵も、次の瞬間にはリュシアンによって屠られるのを見た。

    「リュシ……アン……さ、ま」

     せめて愛するリュシアンへと手を伸ばそうとするが、無情にも嘲笑を浮かべた女騎士イリナによって叩き落とされる。

    「安心して死になさい。愚かな傀儡令嬢レティシア。これから殿下の事は私がお支えするから心配いらなくてよ」

     お願い、最後に一目だけ、リュシアンの表情が見たいとレティシアは願った。
     けれどそれは自分を見下ろすイリナによって阻まれる。しかし自分がこうなってもリュシアンが駆け寄ってくる気配すらない事から、本当に嫌われていたのだと実感し、痛みと悲しみで次々に涙を零した。

     

     両親から「愚かであれ、傀儡として役立て」と育てられた侯爵令嬢レティシアは、徐々に最愛の婚約者、皇太子リュシアンの愛を失っていく。
     民の信頼を失いつつある帝国の改革のため立ち上がった皇太子は、女騎士イリナと共に謀反を起こした。
     その時レティシアはイリナによって刺殺される。
     悲しみに包まれたレティシアは何らかの力によって時を越え、まだリュシアンと仲が良かった幼い頃に逆行し、やり直しの機会を与えられる。

     二度目の人生では傀儡令嬢であったレティシアがどのように生きていくのか?
     婚約者リュシアンとの仲は?

     二度目の人生で出会う人物達との交流でレティシアが得たものとは……?

    ※逆行、回帰、婚約破棄、悪役令嬢、やり直し、愛人、暴力的な描写、死産、シリアス、の要素があります。

     ヒーローについて……読者様からの感想を見ていただくと分かる通り、完璧なヒーローをお求めの方にはかなりヤキモキさせてしまうと思います。
     どこか人間味があって、空回りしたり、過ちも犯す、そんなヒーローを支えていく不憫で健気なヒロインを応援していただければ、作者としては嬉しい限りです。

     必ずヒロインにとってハッピーエンドになるよう書き切る予定ですので、宜しければどうか最後までお付き合いくださいませ。

     

     

     
    文字数 220,659 最終更新日 2023.2.22 登録日 2022.9.19
  • 2
    長編 完結 R18
    お気に入り : 3,558 24h.ポイント : 191
    公爵令嬢である私・リリアナには、才色兼備な姉と、優秀な弟がいて
    平凡すぎる容姿に才能な私は小さな頃から

    残念令嬢
    引き立て役令嬢
    無価値令嬢

    などさんざんな言われよう・・・。

    でも、そんな私にも初恋の人がいる。
    その初恋の人からとある事件をきっかけに求婚された私。
    素直に喜んでもいいよね?!

    人生で一番幸せだと思っていたのに。
    神様は残酷だった。
    結婚したその日の初夜。

    初恋の夫から言われたのは、
    愛する人がいるから白い結婚でーーと。

    おまけに、その愛する人は私が良く知る人物だった。

    だから、私は人生最大の賭けに出ることにした。
    自分の命を賭けた復讐しようと計画し実行することになるのだが?!

    この物語は、ずっと無価値だと思い込んでいた主人公が
    人生をやり直すべく自分の価値を取り戻して幸せになるまでの物語です♪


    *誤字脱字多数あるかと思います。
    *初心者につき表現稚拙ですので温かく見守ってくださいませ
    *ゆるふわ設定です
    文字数 57,265 最終更新日 2023.9.18 登録日 2022.10.17
  • 3
    短編 完結 R18
    お気に入り : 97 24h.ポイント : 191
    伯爵令嬢のリリアーナは、憧れの騎士エルネストから求婚される。しかし、年長者から嫁がなければならないという古いしきたりのため、花嫁に選ばれたのは姉のミレーナだった。

    病弱な姉が結婚や出産に耐えられるとは思えない。姉のことが大好きだったリリアーナは、自分の想いを押し殺して、後継ぎを生むために姉の身代わりとしてエルネストの愛人になるが……。
    文字数 8,600 最終更新日 2024.5.18 登録日 2024.5.18
  • 4
    長編 完結 R18
    お気に入り : 102 24h.ポイント : 56
    ラウラはノルリアン王国の第1王女だ。生まれた時に銀の鱗につつまれていたために、母である王妃からバケモノと疎まれて大伯母エドラに育てられた。十二才になって初潮を迎えたラウラは、銀の鱗がすっかりとれて目の覚めるような美少女に生まれ変わる。
    やがてラウラは隣国マラーク国王の王妃として嫁ぐが、夫には婚約者の時から既に愛人がいた。嫁いだ後、愛人は王妃であるラウラに対してさんざん意地悪をする。なんだかんだと彼女をかばう夫に、ついにラウラは愛想をつかす。「逃げ切るしかないわね」そのセリフに食いついたのは年下の護衛騎士。「絶対に逃げ切ってください」怖いほど真剣に頼み込んでくる。
    彼は隣国ヴァスキアの王太子エカルトだった。そしてラウラの唯一の伴侶。それを必死で隠してラウラに仕えた日々が、ようやく報われる。
    最初戸惑うばかりだったラウラも、だんだんにその愛に応えたいと思うようになって、自分の中に欠け落ちた愛する心を拾ってゆくようになっていく。
    全体的に少し重めのお話しですが、傷をもった同士の男女が相手しかいないと認め合い愛し合うようになるまでのお話しです。


    R18は後半に入ります。前半ゆるめのR15++くらいのが入りますが、ヒーローとヒロイン以外のアレですので、気持ち悪いと思われる方は申し訳ありませんがブラウザバックでご対応ください。

    *ムーンライトノベル、エブリスタにも投稿しています。カクヨム掲載分は、R15版です。
    文字数 116,042 最終更新日 2024.3.12 登録日 2024.1.31
  • 5
    短編 完結 R18
    お気に入り : 1,773 24h.ポイント : 49
     アスカム辺境伯の娘エルシィは政略結婚をした。夫となったのはオールストン公爵メイナード。政略結婚といえばお飾りの妻や白い結婚になる可能性がある。でもそんなのは嫌だ。幸せになるために歩み寄らねばと意気込んで結婚式の日を迎えた。ところがエルシィの心配をよそにメイナードはとても優しいのでこの結婚はうまくいくと期待したのだが……。彼は眉目秀麗で結婚前から多くの浮名を流している。結婚を機に女性と親密になるのを止めてくれると思いきや夜会では多くの女性と踊る。彼は社交の一環で浮気ではないという。確かにそうなのだけどモヤモヤする。実はエルシィは初夜にメイナードとある誓約を交わしていた。「もし愛人を作ったり浮気をしたら持参金の十倍を慰謝料として私に一括で支払うこと!」でもその言葉は現状、抑止力になっていないと思う。だからエルシィは彼の女性関係を整理させようと女性との逢瀬の疑惑のある現場に乗り込こもうと息を巻いて……。不満を抱きつつ夫が好きな妻とその妻を溺愛している夫のお話。(R18には※マークを付けます。少なめです)
    文字数 56,696 最終更新日 2023.12.25 登録日 2023.12.15
  • 6
    長編 完結 R18
    お気に入り : 616 24h.ポイント : 42
    【R-18】死神侯爵と黄泉帰りの花嫁~記憶喪失令嬢の精神調教~【挿絵付】 コレットは死にゆこうとしていた。だが気が付けば彼女は温かな寝床におり、ジスランという男性の介護を受けていた。次第に元気を取り戻したコレットだが、彼女は自分が何者であるかまったく覚えていない。それでもジスランに恩返しをしたいと願うコレットは、彼の愛人となる事を受け入れた。熱っぽい目で見つめられ、毎度熱い精を注がれる。だがジスランはキスだけは決してしてくれなかった。いつかこの関係にも終わりが来るのかと思っていた時、コレットを知る人物が城を訪れ始める。徐々に明かされる自身の過去と対峙した時、コレットの身に襲いかかったのは――。

    ※ドロドロなダークシリアスです。直接的な描写はそれほどありませんが、血生臭かったりがっつり近親相姦などがあります。タグに気を付けてお読みください。
    ※ムーンライトノベルズ様にも投稿しています。
    ※表紙はニジジャーニーで生成しました。挿絵は自分で描きましたが、表紙とそぐわないのでいずれ削除する予定です。
    文字数 117,472 最終更新日 2020.2.12 登録日 2020.1.24
  • 7
    長編 完結 R18
    お気に入り : 975 24h.ポイント : 35
    浮気夫なんて知りません!~虐げられ妻は美貌の伯爵に寝取られる~ 「俺は、おまえ以外の女も抱くから」
    初夜のあと、アンニーナは夫であるラウリからそう告げられた。二年後、ラウリの浮気癖は相変わらず、アンニーナは夫の愛人に蔑まれ憂欝な日々を送っていた。そんななか、ラウリが若きクルマラ伯爵エサイアスに新たに仕えることとなり。
    寝取り好き男が、逆に妻を寝取られてしまう話
    文字数 141,450 最終更新日 2024.5.3 登録日 2024.1.26
  • 8
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 534 24h.ポイント : 35
    カンター王国のシンス王太子は、バックラー伯爵の令嬢カデンと幼馴染であった。
    そのまま正妃になるには、教養が足らず、公務に支障がでるから、側妃にして、新しく正妃を娶る、、
    文字数 151,706 最終更新日 2023.2.24 登録日 2023.1.2
  • 9
    長編 完結 なし
    お気に入り : 127 24h.ポイント : 28
    婚約破棄されましたが、もふもふと一緒に領地拡大にいそしみます 王子の婚約者だった公爵令嬢アリスは、一度も王子と対面することなく婚約破棄される。ショックと言えばショックだが、わたしは自由!とアリスはかえって喜んでいた。しかし状勢は変わり、お父さまが、領民が大ピンチに。アリスは守護神マカミ(真っ白で大きなもふもふ)と旅にでることにした。

    ◇この作品はエブリスタでも公開しています。

    **********
    舞台・登場人物の紹介(作者のため(;'∀'))
    舞台はハトラウス王国ラッセル公爵領。海と山に囲まれ、川もあり、トラウデンという町は王都の台所と呼ばれている。近隣諸国との交易が盛んな土地で栄えているが、難点は王都から遠いところ。

    主人公・公爵令嬢アリス・ラッセル 18歳 趣味は魔法修行と読書。
    ただいまの愛読書は『エドワード王子の恋の物語~僕の運命の恋人は~』。ブロンド、オレンジ色の瞳。新領地の名前はマーウデン。

    守護神マカミ 大きくて白くてふわふわ
    アリス付きのメイド ミス・ブラウン 
    執事 セバスチャン
    お父さま ハワード・ラッセル公爵イケオジ 茶色い目、茶髪
    お母さま マーガレット・ラッセル 金髪青い目の美女 女神のごとく
    弟 フィリップ・ラッセル イケメン候補10歳 魔法授与式受けたばかり薄茶色のふわふわの毛、青色の目
    ラッセル領の教会・テンメル教会主
    ハトラウス国・国王ロドニエル 派手好き 金茶色の髪 緑瞳
    お后様オリヴィス 銀髪、菫色瞳 女神のごとく 曲がったことが嫌い
    愛人リリアーヌ 黒髪 小動物系 派手好き
    王子 アンソニー 銀髪 緑瞳
    現婚約者 カトリーヌ 赤い髪、そばかす 赤色好き 派手好き
    教皇さまグラツィオ 麻の白い着物 質素
    教皇側近 ジロラウル 
    副教皇 リリアーヌの叔父、カトリーヌの父 派手好き
    商工会議所代表 ウルマ、農協代表 サカゴク、新領地管理・2集落のリーダー・シタラとマイヤ
    教会のテーマカラー・赤、青
    シタラ、マイヤ、宿屋ガイソン、妻ナディ
    ・隣国 東のヘカサアイ王国 香辛料の国。唐辛子を使ったものが多い。砂漠と乾いた山々に覆われた地域。テーマカラー・ダークグリーン
     王子 黒髪ロング 浅黒い肌 正装赤 妹 黒髪ロング 浅黒い肌
    ・隣国 南のカルカペ王国
    ・向かいの半島にある北の国ピュララティス王国 海の民・ラティファ(茶髪、青の瞳、活発、日焼け)
    兄タウルス 日焼け筋肉質
    ・大きな島の西の国シブラータ王国
    文字数 264,196 最終更新日 2022.2.19 登録日 2022.1.28
  • 10
    長編 完結 R15
    お気に入り : 352 24h.ポイント : 21
    ラヴァル王国、王太子に婚約破棄されたアデリーナ。
    さらに、大聖女として国のために瘴気を浄化してきたのに、見えない功績から偽りだと言われ、国外追放になる。
    従者のオーウェンと一緒に隣国、オルレアンを目指すことになったアデリーナ。しかし途中でラヴァルの騎士に追われる妊婦・ミアと出会う。
    目の前の困っている人を放っておけないアデリーナは、ミアを連れて隣国へ逃げる。
    そのまた途中でフェンリルの呼びかけにより、負傷したイケメン騎士を拾う。その騎士はなんと、隣国オルレアンの皇弟、エクトルで!?
    素性を隠そうとオーウェンはミアの夫、アデリーナはオーウェンの愛人、とおかしな状況に。
    しかし聖女を求めるオルレアン皇帝の命令でアデリーナはエクトルと契約結婚をすることに。
    未来を諦めていたエクトルは、アデリーナに助けられ、彼女との未来を望むようになる。幼い頃からアデリーナの側にいたオーウェンは、それが面白くないようで。
    アデリーナの本当に大切なものは何なのか。
    捨てられ聖女×拗らせ従者×訳アリ皇弟のトライアングルラブ!
    ※こちら性描写はございませんが、きわどい表現がございます。ご了承の上お読みくださいませ。
    文字数 103,246 最終更新日 2024.1.30 登録日 2024.1.25
  • 11
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 384 24h.ポイント : 7
    魔導師として宮廷入りしたので、殿下の愛人にはなりません? 娼館育ちの私――モニックは、ある事件をきっかけに宮廷魔導師に引き取られることになった。
    魔法を学び、晴れて宮廷魔導師の仲間入りを果たした私は、宮廷入りの日に催されたパーティにて王位継承権第一位の美青年リシャールに目をつけられてしまう。
    第一印象が最悪であったが、リシャールに部屋に誘われてしまうと立場上断れない。

    ――よし、ここは私の腕の見せどころ!処女だけど張り切らせていただきます!


    肉食と肉食がぶつかって、「ナンカチガウ……」となるラブコメディ♪




    がっつりオトナ向け。
    感想等いただければありがたいです。


    【履歴等、お知らせ】
    ※2017.07.19 完結としましたが、反響次第では番外エピソードや、二人の将来についても触れたいな、とは思います。
    ※2017.07.22 エピローグ前に三章分挿入しました。合わせて、完結から連載中に戻しました。
    ※2017.10.12 第2章開幕。~10.24まで連続更新。

    ムーンライトノベルズ、pixivでも掲載中。
    文字数 40,806 最終更新日 2018.6.28 登録日 2017.7.18
  • 12
    短編 連載中 R15
    お気に入り : 893 24h.ポイント : 0
    ボンクラ婚約者の愛人でぶりっ子な悪役令嬢が雇った殺し屋に、何故か溺愛されていました 「分かった。アンタを殺すのはやめよう。」

     思わぬ言葉を発する男に、私はとても戸惑いました。

    「貴方、ドロシー嬢の放った刺客なのでしょう?そのようなことできっこないわ。」

     もう自暴自棄になっても致し方ないほどに理解が追いつかない状況なのです。

    「できるさ。俺はアンタを気に入ったから、あの女の依頼はキャンセルだ。」



     婚約者である公爵令息ジョシュア様に色目を使うドロシー伯爵令嬢。
     日々蔑ろにされていても私はジョシュア様をお慕いしているフリをしなければならないのです。

     でももう日々の演技にもいい加減疲れてまいりました。

     そんな時に私が邪魔になったドロシー嬢は刺客を放ったのです。

    *作者の好きなザマアと婚約破棄ものです。

     今回は家族から大切に溺愛されている箱入り令嬢のお話にしてみました。



    『小説家になろう』様、『カクヨム』様にも掲載中です。



    文字数 65,399 最終更新日 2022.3.3 登録日 2021.7.28
  • 13
    長編 完結 R18
    お気に入り : 47 24h.ポイント : 0
    星灯りの魔術師と猫かぶり女王 魔法の国ロクサリスの女王アナスタシア。誰よりも強い魔力を持つ彼女は、ロクサリス特有の婚姻制度により複数の愛人を持つことを推奨されている。けれどアナスタシアは、大の男嫌い! 身体に触れられるだけで吐き気がするくらいなのに、毎日言い寄ってくる男たちには、もううんざり。そこで、男よけのため偽の愛人をつくることに決め、野心のなさそうな魔術師ライナーに白羽の矢を立てたのだが……。とある失敗から、彼にぐいぐい迫られる羽目に!? そのうえなぜか、触れられるのが気持ち良いと感じてしまう。彼の優しい手は、アナスタシアを快楽の渦に追い詰めて――
    文字数 189,453 最終更新日 2019.10.7 登録日 2019.10.7
  • 14
    短編 完結 R18
    お気に入り : 79 24h.ポイント : 0
    【R18】薔薇の乙女は黒髪の魔術師に愛されて秘密の夜に囚われる 癒しの魔力を持って生まれてきたエミリアは、貴族学園に入学する直前に予知夢を見てしまう。それはエミリアが貴族学園を卒業する頃に聖女としての能力を発現させ、王宮に召喚されるというものだった。しかし、聖女とはその実、国王や王弟、王太子の魔力を暴走させないようにするための『愛玩人形』のことを指しており、エミリアはその未来を回避すべく学園には入学せず男装して「エミリオ」という偽名で王立魔術師団に入団することを決める。魔術師団で鍛錬を積み始めるも、またしても同じ予知夢を見てしまう。このままではどう足掻いても破滅の未来にたどり着いてしまうと知ったエミリアは、自分が乙女の純潔を失えば未来のルートが変わるかもしれないと考え、意を決して上司である魔術師団長ジルベルトを誘惑することにしたけれど――?

     ***

    稀代の魔術師(ただしドS腹黒)×魔力持ち男装令嬢、ギブアンドテイクな愛人契約ラブロマンス

     ***

    ムーンライトノベルズで開催された、ハル様主催【真夏の蜜夜2023】参加作品です。

     ***

    ※作者が読みたいだけの性癖を詰め込んだ三人称一元視点習作です
    ※表紙はpixabay様よりお借りし、かんたん表紙メーカー様にて加工しております
    文字数 10,028 最終更新日 2023.11.11 登録日 2023.11.11
  • 15
    短編 連載中 R15
    お気に入り : 148 24h.ポイント : 0
    聖王妃の印をもって生まれたアンドレア。
    7才にして、王族の3人の王子から次期国王となる夫に選んだのは第二王子のローレンス。
    しかし、ローレンスとの仲は、離れていくばかり。
    王としての執務は優秀にこなすが愛人を囲い、アンドレアを見向きもしないローレンス。
    その二人の仲につけ込み第一王子が異国出身の皇太后の力を借りて王位略奪のクーデターを起こす。
    異国から持ち込んだ神を国教とすべく皇太后の軍勢で城は落とされる。
    アンドレアは、自身の騎士レナードに命じてローレンスと第三王子のリオンを逃がし生涯を終えた・・・はずだった。


    最後に願ったのは、『もう一度やりなおせるのなら─────』

    そして、同じ願いはアンドレアを慕う男たちも同じだった。

    神にもらったやり直しの機会アンドレアは今度こそ愛し愛されて国を導きたいと奮闘する。



    ※R15は念のため。


    小説家になろうにも投稿しています。
    文字数 22,155 最終更新日 2022.2.1 登録日 2022.1.16
  • 16
    長編 連載中 R15
    お気に入り : 32 24h.ポイント : 0
    あなたの姫にはなれないとしても~幼なじみに捧げた求めぬ愛のゆく先は あなたが想いを寄せる人が街を出た日、私たちは初めてキスをした
    あなたが変わらず想い続けた人の婚約を知った夜、私はあなたに抱かれた

    好きな人は私の従姉を愛している――
    エマは幼なじみであるルークに長年片想いをしていた。
    しかしルークが想いを寄せているのは従姉のリュシエンヌだった。
    エマ、ルーク、そしてリュシエンヌの弟であるテオが十四歳を迎える年、リュシエンヌは貴族相手の愛人になるため王都へ赴くことになった。
    エマは失意のルークとテオを激励してリュシエンヌの身請け代を稼ぐことを提案。
    エマがリュシエンヌを助けたいと思うのは大切な従姉だからという他にルークのためでもあった。
    忙しい両親に変わり弟妹の世話や家事で押しつぶされそうになっていた幼い頃、優しくしてくれたルークに恩義を感じ、彼の願いを叶えたいと考えたからだ。
    学生の身で大金を稼ぐためやむなく危険な仕事に手を染めていく三人。
    ルークとテオが学内で秘密裏に酒や麻薬の密売、デートクラブや賭博場の運営をして稼ぐ傍ら、エマは彼らの学校近くの病院で奉仕活動をしながら二人をサポートする日々を送る。
    協力し合う中、エマとルークの絆も深まるが、ルークの想い人はあくまでリュシエンヌ。
    彼女を救うために危険をかえりみず何でもする覚悟のルークの無私の愛を見習い、エマもまた恋心を秘めて彼の役に立とうとするのだった。
    そして月日が経ち目標金額までもう少しとなった頃、リュシエンヌの婚約の知らせが届く。
    リュシエンヌとその婚約者と顔を合わせた日の夜、ルークとエマは二人きりの慰労会をする。
    リュシエンヌの喪失を忘れるために、エマは必要以上におどけてみせるが、それは共通の目的をなくしルークとこれ以上一緒にいられないかもしれないという恐れのせいだった。
    酒杯を重ね、ほろ酔いになるとルークとの距離が近づく。
    甘えてくるルークを受け止めるうちに色めいた雰囲気になり、エマはルークの寂しさに付け込んでいると自覚しながら彼と一夜を共にする。
    大学の卒業を控えるルークに遠慮して会う機会を減らすエマだがやがて体調不良を自覚して……
    妊娠の可能性に思い至り、ルークの迷惑になることを恐れ町を出ることに決めたエマだったが……?
    文字数 47,344 最終更新日 2022.1.20 登録日 2022.1.1
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